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​一般社団法人 徳島県木の家地域協議会とは

ながく住まう、丈夫な家づくり

徳島県内で活躍する工務店・設計事務所の力を集結するために設立されたのが『一般社団法人 徳島県木の家地域協議会』です。
地域型住宅を“とくしま型健康省エネ住宅「木と暮らそう」”と名づけ、
「法律改正、新しい建築技術の情報共有」
「工務店のスキルを高める講習会」
​「長期優良住宅の促進」などを実施することにより、
​会員の技術力・設計力を向上させ、より良い住まいを提供する団体です。

​徳島県木の家地域協議会の取り組み

当協議会は、徳島県内の工務店や製材業者、プレカット業者等が29社参加する団体で、グリーン化事業を通じて徳島すぎや桧、四国の木を使った長期優良住宅を数多く提供しています。
また若手大工育成に繋がる取り組みとして西部テクノスクールと連携し、若手大工の雇用を希望する会員工務店に対し、当協議会を窓口として、卒業生を紹介しています。
また南海トラフ巨大地震等の大規模災害の発災時には会員工務店が応急仮設木造住宅の建設に進んで協力する等、長期優良住宅の提供を通じて、地域に貢献したいと考えています。

地域型住宅の性能について

当協議会の活動地域である徳島県は、南海トラフ巨大地震の甚大な被害が想定されている地域で、今後30年間で70~80%の確率で発災するとされています。
また、気候は日照時間が長く、比較的温暖な気候ではあるが、日本の中でも降水量が多い地域でもあります。
さらに県が伝統工芸である阿波和紙をはじめ、藍で染め上げた建具等、現代の住宅にも充分使える建具等を推進しています。
このような地域の気候・風土等の特徴を踏まえ、当協議会が提供する住宅については、耐震等級2相当の確保による南海トラフ巨大地震対策や、省エネ基準の採用、軒、庇を設けた夏の日射対策、台風時の強風雨等の対策、障子、建具の積極提案を行っています。

地域材の活用について

徳島県は徳島すぎが有名であり、徳島県及び各自治体、林業団体等で徳島すぎの利用拡大をPRしていますが、一定の消費しか出来ていません。
当協議会ではグリーン化事業を通じて徳島すぎの利用拡大にも貢献していくために、主要構造材の過半(50%以上)に申請した地域材を使用しますが、「主要構造材の過半(50%以上)に使用する地域材」については、出来る限り徳島県産材を利用するよう推奨します。

引き渡し後の維持管理について

引き渡し後の維持管理については、長期優良住宅の維持管理計画に基づき、工事を請け負った会員工務店が責任を持って維持管理を進めて行きます。
ただし建設工事中に関しては、請け負った工務店等が何らかの理由で廃業した場合は、グループ内の他の工務店もしくは理事工務店で協力し、完成まで責任を持って工事を行う体制を取っています。

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